(1) 演奏者: (1枚目) Undercurrent / Bill Evans with Jim Hall ジム・ホール;(2枚目)Birth Of The Cool / Miles (曲とパーソネルは、最後の写真二枚を参照)(2) (1枚目タイトルと内容)Undercurrent (1962年 米国録音 United Artists Jazz 原盤): 叩きつけるような奏法も聴かれるが、ほとんどが静かで美旋律の室内楽的ジャズ。今後もジャズ、ピアノジャズの名盤選には必ずリストされる名盤。(2枚目タイトルと内容) Birth Of The Cool(1949-50年 米国録音 原盤 Capitol): 即興演奏をリレーするホット・ジャズであったビバップ後期に、マイルスがギル・エヴァンス、ジョン・ルイス、ジェリー・マリガンと試みた編曲とアンサンブルも重視するジャズの試み。歴史的名盤。ビバップ全盛期にパーカー等としばしば火を吹くような演奏をしたマイルスは、その後の彼の歩みを教えるかのように、本作では中音域中心に吹き、新境地・新市場の開拓への商業的野心を(言い換えれば、喧騒のホット・ジャズを好まない白人市場への進出)を示した(解説書裏面に複製されている原盤ジャケの写真を参照)。(3) ラベル・型番:(1枚目タイトルのラベル・型番) 東芝EMI (CP32-5187)1986年；(2枚目タイトルのラベル・型番)東芝EMI (CP32-5181)1986年(4) 盤とジャケットの特徴: (1枚目タイトルの盤とジャケット)(a) 初版ステレオCD(再発分から別テイク入りとなる)、 (b)マトリックスは、CP32-5187 1A1 TO。"TO" に見るように、1986年の東芝CDは、ソニー工場ではなく、東芝の工場でのプレス(2枚目タイトルも同様)、(c)本作を含め(2枚目タイトルも同様に)1980年代のCD生産初期のCDは、アナログLPの音を忠実に再現する音作り(その後リ・マスターを繰り返す度に、1950年代60年代のジャズはオリジナルのLP時代の音からしばしば乖離した) (d) オリジナルLPジャケットの表面を再現するリーフレット(裏面は解説書裏に再現)、(e) 解説書はあるが、帯なし、(f) プラジャケは、1980年代の硬質プラスチックの厚く頑丈なケース。；(2枚目タイトルの盤とジャケット)(a) 初版モノCD (再発ものには、クールの誕生の実況録音が収録されるものもある)、(b) マトリックスは、CP32-5181 1A2 TO、(c) オリジナル12"LP(T762)ジャケットの表面を再現するリーフレット(裏面は解説書裏に再現)、 (d) 解説書はあるが、帯なし、(e)現代のプラジャケは非常に薄手のプラスチック製ですが、本リスト品のそれは、1980年代の硬質プラスチックの厚く頑丈なケース。(5) 盤とジャケットの状態:(1枚目タイトルの盤と解説書等)盤は、少数の微細なヘアラインあるも、良好。当方のプレーヤーでは音飛び無し。解説書に薄い黄ばみ、正面リーフレットに小さい凹みや折れ等が確認されるが、紙質は依然パリっとして良好。プラジャケには割れや破損は確認できないが、透明部分に細かい中小のヘアラインが散らばっている。;(2枚目タイトルの盤と解説書等)盤は、ラベル面外周部に曇りや小傷が散在し、鏡面には中小の曇りやヘアラインが所々にある。当方のプレーヤーでは音飛び無し。解説書は依然パリッっとして白く新しいが、微細な裂けが一箇所確認され、正面リーフレットに小さい凹みや折れ等が確認されるが、紙質は依然パリっとして良好。プラジャケには割れや破損は確認できないが、表裏の透明部分に細かい中小のヘアラインが散らばり、裏面に中小の擦れが数本有り。（2022年 2月 23日 14時 37分 追加）(追記)　この出品物は、他の品との同梱を承ることはできません。