南北朝時代・貞和5年(1349)「伊勢物語」関白・従一位・九条道教(みちのり)自筆・不昧公正室・方子旧蔵・茶道-17

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(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)「自筆原本」(自筆表面の凹凸はストロボの反射によるものです。)原本下の印は、不昧公正室・松平方子の落款原本上の印は、仙台藩医・木村寿禎の落款「断層画像写真」(MRI-731771-10588-2-17)断層画像(MRI)の写真中の印は、出雲藩主(不昧公)正室・方子の落款「断層画像写真」は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層画像写真」です。「断層画像写真」によって、自筆切の詳細を知ることができます。NASA(アメリカ航空宇宙局)の優れた技術である「断層画像写真」撮影を通して、日本の優れた伝統技術をアメリカ国内において広く知らせているものです。上の「断層画像写真」は、科学的で客観的な分析データを重視するアメリカの航空宇宙局(NASA)の技術による「断層画像写真」です。「断層画像写真」によって、自筆の詳細を知ることができます。「関白・従一位・の系図、額縁裏面のラベル、国書総目録」上の写真中段3枚は、九条道教の系図と関白の任職時期(出典・公家辞典)左端が関白の任職時期。上の写真上段の写真は、額縁裏面に貼付するラベル。「THE TALES OF ISE・1349」は、アメリカの大学、及びアメリカの美術館展示のための「仕様基準」に基づき表記されたものです。下段、一番下の写真は、国内における「伊勢物物語」の所蔵状況。右端の写真は、国立国会図書館所蔵「天文23年(1554)」の写本。宮書は、「宮内庁書陵部」所蔵天文16年(1547)の写本。出品分の方が古い時代の貴重品であることがわかる。(出典・国書総目録第三巻)「九条道教の花押と貞和五年の年号、及び国立国会図書館所蔵の記録」上段の2枚の写真のうち右は奥扉。右上は九条道教の花押。花押の下は仙台藩の家紋(竹に雀)。左側の落款5個のうち右下2個の印は出雲藩主の正室方子の落款。左下は杉田玄白の落款。左上と右上の2個の印は仙台藩医・木村寿禎の落款。左側の写真は、伊勢物語・末尾百二十五段の和歌に記された貞和五年の年号。年号の左側の落款のうち、左上の印は杉田玄白の落款、下の印は木村寿禎(仙台藩医)の落款。下段の写真は、国立国会図書館所蔵の「伊勢物語」で、室町時代の歌人・正徹(1381~1459)による写本の転写。元々は、藤原定家(1162-1241)の書いた自筆を孫の冷泉為相(れいぜいためすけ)(1263-1328)が書き写し、さらに歌人・正徹が転写した系譜のわかるもので、正徹の奥書があることから「正徹本」と称される。国立国会図書館所蔵の自筆が、この「正徹本」である。「伊勢物語」絵巻「伊勢物語」自筆の和歌を元にした絵は、古来、多くの絵巻や屏風絵に描かれております。出典・「伊勢物語」絵巻(東京国立博物館)国立国会図書館所蔵・住吉如慶本「伊勢物語」の絵巻の資料もご覧ださい。出品者の家で代々所蔵している貞和5年(1349)「伊勢物語」自筆切を出品商品説明出品した自筆は、貞和5年(1349)「伊勢物語」九条道教(くじょうみちのり)の自筆〔古切〕です。「古切」は、「断簡」とも言います。九条道教は、正和4年(1315年)~貞和5年(1349)年7月6日(新暦8月20日)。貞和5年「伊勢物語」は、大きさの異なる断簡二種類が現存。「源氏物語」「新古今和歌集」が書かれたとされるが現存していない。断簡の付箋に「元旦」の記載があり、これが起筆なのか終筆なのは不明。ただし、年号から道教の晩年に書かれたことがわかる。冊子の方は速筆で道教の手元用とされる、巻物の方は流麗な筆で丁寧に記されていることからのちに、後年、江戸時代から茶掛として用いるために短冊型に断簡とされ、茶会の屏風や茶掛などに用いられた。2017年の調査で落款と文字の照合から九条道教の自筆であることが判明した。筆者の特定技術はDP (Dynamic Programming)と呼ばれる技術で「指紋照合」と同じ手法です。貴重な「伊勢物語」自筆切を身近なものとして鑑賞することができます。系図によれば、九条道教は貞和2年(正平元年・1346)9月2日に出家しているため、退官後の時間を有効に活用してゆったりとした心境で「伊勢物語」を書いていたものと推定される。なお、「伊勢物語」自筆の残存数は約三分の一程度で残りの三分の二は散逸消滅しております。自筆自筆切の稀少価値は、和紙の生成技法の緻密さにあります。上の「拡大断層(MRI)写真」でわかる通り、極めて薄い和紙の上に墨の文字がくっきりと浮き上がるように「伊勢物語」の和歌が記されております。出品している自筆の「断層(MRI)写真」の原板は、レントゲン写真と同じ新聞の半分ほどの大きさのフィルムです。落札後には、見やすいようにA4サイズの「光沢紙」に転写し交付いたします。肉眼では見ることのできない和紙の繊維の一本一本のミクロの世界を見ることができます。日本国内では医療用以外には見ることのできない自筆の「断層(MRI)写真」です。自筆切は、一旦表装を剥離し分析と鑑定検査のために「断層(MRI)写真撮影」をしております。撮影後、展示のために再表装をしております。掛軸や屏風にすることが可能なように、「Removable Paste(再剥離用糊)」を使用しているため、自筆に影響をあたえずに、容易に「剥離」することができるような特殊な表装となっております。断層(MRI)写真従来、日本の古美術の鑑定の際の分析・解析は、エックス線写真、赤外写真、顕微鏡が中心です。一方、アメリカやイギリスでは研究が進み和紙の組成状況を精確に分析・解析をするために断層(MRI)写真が利用されており、今回の出品に際し、「断層(MRI)写真」を資料として出しました。本物を見分けるための欧米の進んだ分析・解析技術を見ることができます。寸法自筆の大きさ タテ27.0センチ ヨコ10.5センチ。額縁の大きさは、タテ37.0センチ ヨコ28.0センチ。額縁は新品です。自筆の分析等自筆の筆者の識別方法について 国内における鑑定人は、自筆の筆者を識別するために、個々の文字ごとに字画線の交叉する位置や角度や位置など、組み合わせられた字画線間に見られる関係性によって、個人癖の特徴を見出して識別する方法、また個々の文字における、画線の長辺、湾曲度、直線性や断続の状態、点画の形態などに見られる筆跡の特徴によって識別する方法、そして、書の勢い、速さ、力加減、滑らかさ、などの筆勢によって識別する方法が一般的な手法です。一方、欧米では一般的には、「筆者識別(Handwriting Analysis)」と呼ばれる文字解析をコンピューターの数値によって解析しております。数値解析は、文字の筆順に従いX、Y座標を読み、そのX、Y座標をコンピューターへ入力後、コンピューターによって多変量解析を行うものです。解析の基準となるのが「ドーバート基準」で、アメリカでは日本国内の画像データを自動的に収集、古筆の分析に際し、数値データをコンピューターで自動的に解析し「極似」した画像データによって筆者を識別する研究が進んでおります。日本では、国宝の中にも「伝」という文字がつく場合が多くありますが、問題は元になるデータが少ないほど解析が難しくなります。過去、2015年までの出品の際には、筆者の特定には至っていないため記載しておりませんでしが、今回の出品に際し、上記の通り、筆者を特定できましたので記載いたしました。稀少価値出品した「伊勢物語」自筆は、屏風や掛軸で鑑賞するために古切(断片)となっております。元は巻物でした。このような断片を「古切」といいます。「三十六歌仙絵巻」は、古切の典型的な例です。古来、貴重な自筆を断片化し、掛軸などに表装し鑑賞していたものです。「伊勢物語」は、元来、冊子や巻子(かんす)で伝えられたものが、鑑賞用として「茶人」の好みにより鑑賞用として「茶会」用の「掛軸」、或いは屏風に仕立てられていたものです。自筆が「古切」となったのは江戸時代であり、出雲藩からさまざまな経緯を経て。最終所有者は仙台藩医・木村寿禎です。ただし、誰が古切にしたのかはわかっておりません。奥付写真において確認することができるように原本中に「玄白」の「落款」があります。各原本には、出雲藩主の正室・方子の落款もあります。これにより、杉田玄白や出雲藩の旧所蔵であることがわかります。HP出品者において代々所蔵している貞和5年(1349)「伊勢物語」の「自筆切」を出品いたしました。出品以外の所蔵品を紹介したホームページ「源氏物語の世界」をご覧ください。ツイッター「源氏物語の世界」も合わせてご覧ください。

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